このサイトでは、はじめて住宅リフォームを実施する方に向けた情報を、わかりやすくご紹介していきます。
快適な住まいを手に入れるには、ご自身の希望に見合ったリフォームをするのが打って付けです。
建売住宅であっても、この工法をあとからすることで格段に住みやすい家にすることができるでしょう。
ではどのような点に注意をして実施をすればいいのか、そのコツや基本についても触れていくので参考にしていただければ幸いです。
快適な住まい作りの基本は、住宅リフォームです。
自分で実施をすることも可能ですが、基本的には専門の工務店などに依頼をするのがベストといえます。
住宅リフォームの基本は内装を変更することになります。
その後、間取りや部屋を増設するという方法もありますが、必ずどんな住まいにしたいのかを担当者に告げないといけません。
言葉だけでなくデッサンなどを用意するのも良いのですが、昨今では設計も専門会社が担当なさるのでお任せをするのをおすすめします。
コツとしては一度に大きな変化を望むのではなく、少しずつ住宅リフォームをおこなって住んでいる方の年齢に合わせていくのが快適さを末永く維持できることがわかって効率もいいでしょう。
住宅リフォーム会社の効率的かつ効果的な選び方としてまず挙げられるのが、専門情報誌を活用するといった方法です。
専門情報誌には住宅リフォーム会社が提供しているメニューやサービス内容、料金体系、スタッフの紹介などといった基本的な情報のほか、社長からのメッセージや実際にその会社を利用した人の声を紹介したりするなど、非常に豊富な情報を手に入れることができます。
専門情報誌の入手には費用がかかりますが、その豊富な情報量を考慮しますとお金をかけてでも利用する価値は十分にあると言えます。
また、イベントに参加するといった手法も住宅リフォーム会社を選ぶ際には便利なアイテムと言えます。
近年は住宅リフォーム会社において顧客獲得のために積極的に相談会や説明会などといったイベントを実施しています。
中には、複数の会社が共同で大規模に実施しているケースも少なくありません。
こうしたイベントにおいてはスタッフから生の声が聞けることが最大の魅力であり、選ぶ際には非常に便利なアイテムとなっています。
なお、こうしたイベントには無料で参加することができますが、多くの場合、事前に予約をする必要がありますので、この点は注意が必要です。
住宅リフォームのメリットは、住み慣れた家に住み続けられることです。
建て替えやリノベーションは現在の住宅を大きく変えてしまうので、雰囲気もまるで違います。
しかし一部分のみを新しくする住宅リフォームなら、住まいの雰囲気はそれほど変わりません。
住み慣れた場所に長く住み続けることもできるので、引っ越しの必要もありません。
建て替えやリノベーションと比較すると、費用を節約し工期を短縮できるのもメリットです。
建て替えなら建物を一度取り壊す必要がありますし、リノベーションも大規模な工事になってしまいます。
規模が大きくなれば費用も増えてしまい、金銭的な負担も重いです。
ですが住宅リフォームなら建て替えやリノベーションほど大規模な工事ではないため、費用も抑えられます。
工期もちょっとした住宅リフォームなら1週間もかからないので、仮住まいを用意する必要もありません。
さまざまな負担を軽減できるのも、多くの人から選ばれている理由です。
住宅リフォームのデメリットは、大規模な工事ができないことです。
住宅リフォームでできる範囲は限られていて、階段やお風呂に手すりを付けたり水回りの設備を取り替えたりなどなど、間取りを変更するなど大規模な工事はできません。
基本的に新築時の状態を取り戻すために行うのが目的なので、制限があるのは注意点です。
キッチンやトイレの設備を最新式に取り替えたいといったときはリフォーム、家族が増えたから部屋を増やしたいといったときにはリノベーションや建て替えと、目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。
構造的な部分にまで手を入れにくいのも、住宅リフォームのデメリットです。
できる範囲が限られているため、住まいの骨組みや基礎部分に手に入れる工事は難しく、できる場合も建て替えやリノベーションに比べれば限定的です。
住宅の性能を強化して安心安全、快適な住まいにしたいときには住宅リフォームではなく、建て替えやリノベーションを選びましょう。
住宅リフォームの注意点は、家族で話し合いをすることです。
誰か一人の意見だけですべて決めてしまうと、必ず家族の中に不満が残ってしまいます。
必ず家族全員の希望や理想を聞き取りつつ、総合的に判断してできる限り反映させると、家族が笑顔になれる住宅リフォームが実現できます。
家族で話し合いをしたら、ショールームの見学に行くのがおすすめです。
ショールームでは、さまざまな設備を目で見て確認したり体験できます。
ネットやカタログの情報だけでは、実際に使ったときの使いやすさがわかりません。
ショールームに行って体験すればネットやカタログより多くの情報を得られるため、家族全員で行きましょう。
住宅リフォームで最も大切なポイントは、業者の選び方です。
プランの選定から工事まですべて行うのが業者なので、選び方で成功と失敗が決まると言っても過言ではありません。
実績や評判などを確かめながら、優良な住宅リフォーム業者を選ぶのも注意点です。
住宅を所有していると、いつかは必ず住宅リフォームが必要とされ、その都度大きく料金が掛かってしまいます。
水回りを事例にするとユニットバスは安くて65万円、キッチンは50万円、トイレは25万円程度になり、この範囲は用いる機材による違いはありますが、まとまったお金は必要とされます。
住宅リフォームの場合は屋根と外壁塗装もありますが、この場合の平均額は約70万円程度になることが多く、選ぶ塗料によって調整は可能です。
屋内側ではクロスの張替えやフローリングの張替え、クッションフロアの張替えなどが多い傾向にありますが、この範囲は住宅リフォーム会社に依頼をすると完璧に仕上げてもらえますが、節約を希望する方の場合自力で施工する方法はあります。
まずはクロスの場合、ECサイトから探せば貼ってはがせるクロスが販売されており、壁面積に合わせて購入しても高額にはなりません。
フローリングは薄め素材のウッドパネルもECサイトから探すことができ、既存の床面の上に貼り合わせていくだけの簡単作業なので、クロスと同様に節約できるアイデアです。
他にもクロスに室内用の水性塗料を使って自力で塗装をする方法や、誰でも簡単に施工できる漆喰も探せるので自力でもアイデア次第で完成度を高めることは可能です。
住宅リフォームには様々なトラブルがありますが、一番多いのはリフォーム完了後に修繕箇所が見つかることです。
この場合は、すぐ業者に連絡しなければなりません。
そのため保証内容が明記された保証書を、着工前に業者から提出させることが必須となります。
悪質なリフォーム会社だと完了後に連絡がつかなかったり、対応してくれないこともあるので業者選びは重要です。
またリフォーム後に、居住者の体調が悪くなることもあります。
シックハウス症候群などが代表的ですが、診断書を取った上でリフォーム業者に連絡し、必要ならば保険センターといった行政機関に相談しなければなりません。
さらにあいまいな見積書を渡されたり、見積書を渡さないケースもあります。
このような業者には、即座に依頼しない旨を明確に伝えるべきです。
他にも、工事予定日に作業が開始されなかったり完了日が遅れることもあります。
担当者に連絡がつかないときは、書面を送付します。
送付の際は、住宅リフォームの代金の返金請求を明記することも必須となります。